先月は猛暑が襲い、9月に入ってすぐ台風が猛威を振るいましたね。
今年は今までになく大変です。
さてさて、今回はレッスンをしていて一番多い質問といっても過言ではない「年齢」についてです。
ありがたいことに当教室には10代から60代前半まで幅広い生徒さんが通ってくれていましてその大半は初心者、なんなら楽器をもってすらないけど体験にきてくれた方もいます。
英才教育としてピアノを習う、高校の部活で楽器を始めるというのが多く取り上げられ「この年で始めてうまくなれるのか・・・」と不安に思う方も少なくないようです。
結論としては
ベースを始めるのに年齢は関係ありません
「ベースは」とあえて書いたのは他の楽器については専門知識があるわけでもないので無責任に言えないので・・・・
ワンポイントレッスンっぽくないですがネタとしては面白いと思ったのでまとめてみました。
たしかに若いほうが基礎は身につきやすい
若い方の方が手も柔らかく有利です。こればかりはどうしようもありません。
体が硬いとフォームをうまく作れなかったり痛めやすいんですがそのあたりは「自分にあった演奏方法」を作っていけばいいだけなので気にする必要はありません。
必要なのは根気
逆に人生経験豊富な方は「習い方がうまい」というのが僕の印象です。
質問の仕方だったり、レッスン開始と同時に持参したレコーダーで会話までとって復習するといったまめな方もいます。
なにより今まで聴いてきた音楽の多さという情報は若い子にはない強みではないでしょうか?
僕の親世代となると
- 音楽番組でヒュージョンのようなインストものを見る機会も多かった
- 楽器の情報が少ない分「選びやすかった」し今より情報に貪欲になれた
とへりくつのようですが音楽の興味の広さは僕も見習う部分があったりします。
「そんなに聴いてなかったけどなぁ」と思う方もいるでしょうが、実際始めて見ると「そういえば」がたくさん出てくるはずです!
仕事をしていく中で身についた「メモの取り方」や会話術なんかも積極的に使ってくれる方もいます。
素晴らしい!逆に教えてほしいくらいで・・・
「楽器がなくてもできる練習方とかない?」
「1日ちょこっとだけ練習するとしたらどんなのがいい?」
「最近すぐ手が痛くなるけどなんで?」
といった質問も若い子よりも多い印象があるのでぜひ参考にしてみてほしいですね。
決して「練習時間がないからうまくなれない」「どうせこの年から頑張ったってうまくなれない」なんて悲観せず「これできたら楽しいよな」「少ない時間でできる練習法はないかな」といった前向きな考え方をしてほしいです。
実際生徒さんがやっているのを見て「これはいい!」と思ったのは「次はこの曲やりたいリスト」!
プレイリストにまとめていてもうあるだけでモチベーションになるし僕も「これはさすがにむずすぎるなぁ」「次これならすぐできるよになれそう」と相談もスムーズでした。
特に初心者さん、セッションにいきたての方は作って見てください!
まとめ
今回はちょっと変わった記事になりましたがいかがでしたか?
いろいろ書いては見ましたが
「楽器弾いてて楽しい」「これできたら絶対おもしろい」といったモチベーションを保つだけでなく増やしていくことさえできればだれでもベースはうまくなれるというのが僕の持論です。
もちろん上達のペースは人それぞれなんで焦らず!というのも大事ですね。
次は近日中に!と思っているのですが「弦交換」について書こうと思います。
買ってよかったメンテグッズの紹介もできればいいなぁという感じですね、お楽しみに!