Bar菩南座を始めセッションホストとしてのキャリアが増えてきて演奏面ではなく、
「こうできたらいいのに」「もっとできることはあるんじゃ」
と思うことが多々あります。
主にジャズセッションの話になりそうですが他のセッションにも通用するであろうことを改めて自分なりにまとめてみました。変わったりするので『人のセッションのやり方を否定』とかがしたいわけではないというのをご留意ください。
・うまくできなくてそれ以来いくのが億劫になっている。
・演奏以外に気をつけたほうがいいことってあるの?と疑問がある方
選曲は早いにこしたことはない
選曲を振られて「うーん」と考えている方、他の人にも迷惑かかるしせっかく曲を選べるのに先に他の人が言っちゃって選べない。ってこともありますしね。
せっかくだしたくさん演奏してほしいんだけどなぁ…
そう、時間がもったいない。(あとその間がちょっと辛い)
なので僕は「やってみたい曲」を3曲ほどすぐ言えるようにしています。
●やりたい曲=
●チャレンジしてみたい曲=
とあらかじめ決めておくと「ぱっ」て言えるし空気がグダらない!
せっかくの機会なんでどんどん言ってみてください!あと被ってもいいです。
テンポ変えたり雰囲気変えてみるのもおもしろいですよ。
(ちなみに)曲名じゃなくてもいい
ベースデュオでできる曲!とかリズムチェンジがある曲!みたいに選曲は曲じゃなくてもいいと思います。
「やりたいこと、やってみたいこと」なにか言ってくれれば考えます(頑張ります・・・!)
うまい人とできるわけではない
セッションにくる人のスキルはほんとにピンキリです。
今回が初セッションという方がいればばりばりなんでもできる人もいます。
「なんだこの人かよ」と嫌な顔だけはしないでほしい。
初心者さんは「他の人の邪魔になるかも」なんて思わずできることを楽しんでほしいし
慣れている方はそんな初心者さんを引っ張れる演奏を意識するのが上達に繋がると思うのです。
「下手な人とやってるの、楽しくないんじゃない?」と聞かれることがありますが
緊張しながらでも一生懸命しようとしてる人は応援したいしそんな方と演奏させてもらえるというのはホストやってる楽しみの一つだったりします。
というのが本音です。
なので「セッションは一期一会」その場でできることを楽しんでいきましょう!
うまくいかなくても人のせいにしない!ダメゼッタイ!
セッションは「カラオケ」じゃない
基本的にソロ回しは
フロント→ピアノorギター→ベース→ドラム(バース)
というのが形式的にありますがそうでないといけないというルールはありません。そこはアイコンタクトとかも意識して空気を楽しんでみてほしいですね。終わり方も「この曲は絶対こう!」と決めつけずうまくいかなくてもいいので(できるにこしたことはないですが)面白いと思ったことにチャレンジしてほしいです。
あとこれはボーカルさんにあることなんですが「ソロの尺」まで指定されることがありますがこれはどうなんでしょうか?
イントロとかルバート、アウトロの仕方の指定はある程度は仕方ないと思うのですが、ソロの長さくらいは好きにさせてあげてほしい。
その場の雰囲気で変わっていくのはありなんじゃないかな〜と思います。
それでも「どうしてもそれでやりたいんだ!」というのがあるなら一つの提案というかお願いといいますか、相談の仕方は考えてもいいんじゃ・・・と汗
アドバイスがほしい方
せっかくだからできる人にアドバイスがもらえるといいですよね。
聴いてくれると嬉しいのですがこれはとくに「意思表示」してほしい!!!
意見やアドバイスを「聴きたくない」という方もいます。(もったいない気もしますが)
というより僕は言って逆ギレされたことなんかもありなるべく自分からはなにも言わないを徹底してます。
なのでぜひほしい方は一声かけてください。言ってくれさえすればその場で言えること・できることはなんでもやりたいと思ってます。
ちなみにですが
これは生徒さんであった話、セッションで会った方に教えてもらったとめちゃくちゃなことしていることがあり修正に手間取りました・・・
なのでだれかに習っている方、逆に僕の言ったことがご自身の先生と違っていたら先生の言ったほうを信じてください。
ちょこっとコツを・・・
初めてみる楽譜、初共演の方、覚えてない曲、持論ですがセッションはうまくいかないほうがいい。
そこから学ぶことがあって課題が増える、対応力がついてくるものだと思います。僕がそうやって成長してきたからというのがあるのですが僕流のセッションのコツをつらつら〜と書いておきます。参考になればいいですが。
楽譜の最後の段だけはみないようにする。
初見の楽譜ではついガン見で肝心のアイコンタクトができないことが多いです。
でもアイコンタクトが必要なときって高確率で最後の段!
そこだけでもいいのでちょっと周りをみる癖を付けれるといろいろ()わかります。
楽器の構え方だけで意思表示
管楽器やボーカルさんで常に「いつでも入れるよ!」と言わんばかりに構えたままで待機する方がいますが「構えない」という選択肢があればみただけで判断してもらえるのでおすすめです。
僕もバラードでBから入りたいときは楽器を構えないで周り見渡したいします。
一番おすすめしたいのが「テーマしか吹けない!」という方。戻りたいタイミングの少し前に構えるだけでわかってくれる人はわかってくれます。
テンポはBPMで言わない
自分の思うテンポをカウントするなり軽く叩いてみるなりしてくれると助かります。
BPMだと「え〜〜〜〜〜〜っと〜〜〜〜〜〜(メトロノームアプリで調べる)」とこれも時間と手間をとります。
まとめ
長くなりましたが思うこと、まとめてみました。
同じお金を払って、いろんな人と演奏できるのでぜひ楽しんでいきましょう!
最初にも書きましたがあくまでこの記事のことは僕が思うことです。
複数人でやるホストのときはリーダーは高確率で僕じゃないのでリーダーさんのやり方に合わせるようにしてます。
他のだれかをどうこう言いたいとか、そういうことはまったくないのでこの記事が参考になった!という方はぜひ僕のセッションに^^