結局更新が遅れました・・・
五月は高槻ジャズに始まりいろいろバタバタが重なってしまいましたね、反省。
今回は本来四月にする予定だったスタジオについてです。
家で練習しているときとスタジオで音を出したときのギャップ、音作りやアンプの扱いについて。
考えるより先に個人練でもいいからスタジオに行きましょう!
結局ここに行き着くわけなんですが(
エレキベースは自宅でもイヤホンで練習できたり小さな音でも練習ができるというのが大きな利点だと思っていますし「自宅練習」に限ってはそんな環境だけで十分だとレッスンでも伝えています。
ただアンサンブルとなるとアンプを使うことはさけれませんし大きな音を出すとなると家での練習との容量との違いにあたふたしがちです。
最近のスタジオ個人練は¥540-ほどで1時間一人で貸し切ることができます。
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(1人で不安なら2人でも個人練は予約ができます!友達と行ってみてもいいですね!)
記事書くためだけにスタジオに入ってきました。
ベースオントップなんば店に行ってきました。
置いてあったアンプはampeg/SVT-350/SVT-410HE
正直スタジオでもこれくらいのサイズで十分なのではといつも思います。
なんでベースアンプって大きいのしか置いてないんでしょうね?
大きいアンプでボリュームをあまり上げれないというより、ちょっと小柄のアンプをボリュームがんがん上げれるほうが音もいいように思ってなりません。
今回の記事ではこのアンプの扱い方を中心に(補足も含め)紹介していきます。
※あくまで僕個人の扱い方ももちろんあります
まずはだいたいの音量を決める
僕はまずゲインとボリュームを上げて音量をなんとなく決めます。
bass / mid / trebleはアンプによって効き方が違うので一つづつ触って「このアンプのイコライザってこんな風に音が変わるんだな〜」となんとなく回してます。
HARTKEのように0が中心にあって+・−で調整するタイプのものは真ん中から始めます。
コンプレッサー・グラフィックイコライザーなどはまずなしで音を作ってみましょう。
(厳密な話ですがアンプ内通る回路が増えるとそれだけ音痩せってのは発生しまうので必要最低限の機能だけで作れるようにしています。)
bassのつまみは時にあげれば音量自体にも影響がでます。
楽器の持つ音域がちょうどbassやmidの部分と同じだからですね、イコライザも決まれば最後にボリュームで微調整をしています。
欲しい音はブーストではなく「カット」でもあげることができる。
ちょっとだけグラフィックイコライザ(以下:グライコ)も使ってみました。
この手の補正エフェクトは「欲しい音域をあげる(ブースト)」に使われる方が多いように思いますが僕は「いらない音域を下げる(カット)」のほうに使っています。
写真ではほんとに少ししか動かしてなかったですね・・・
でも欲しいところだけをあげるよりもその前後の音域をカットできるのがグライコのいいところだと思います。
自分の成績を上げるよりも周りの成績が下がれば平均点以上取れるようになるという考えです。
足元と組合せて音を作る場合
ペダルプリアンプなどのエフェクターがあるのなら有効に使っていきましょう!
僕が使っているのはinner bamboo / dual bass proamp です。
ウッドとエレキの持ち替えが多いのでとても重宝していますね。
基本の音はアンプで作ったのでそれまでペダルの設定は全部センター(0)にしていました。
ここで注意したいのは「どちらを中心に音を作るか」です!
使い慣れてる足元で基本の音を作ってアンプで補正、というのももちろんありです。
アンプの特徴が苦手でうまく音が作れない。というときは
アンプヘッドの裏側を見てください。
send / return
proamp out
power amp in
などなにも繋がっていない端子があります。音が一番いい(一番痩せない使い方)はpower amp inにペダルプリアンプのアウトを繋ぐという方法。
これはアンプのプリアンプ部分の回路を通さずパワー・アンプ(増幅部分)だけを通るというものです。
音はペダルプリアンプで作りアンプはどこをいじっても基本的に音が変わりません。
(たまにボリュームだけが効く、というアンプもあります。)
HARTKEにはsend returnの端子しかないのでここではreturnに繋ぎます。
これはアンプのプリアンプ回路を通ってからエフェクターを挟みたい!というときに使われるものでして、
HARTKEではマスターボリュームとhigh lowのつまみが効きます。
これはこれで便利で重宝しますね。
プリアンプ?パワー・アンプ?
ここまで読んでプリアンプとかパワーアンプとかってどう違うの?と思われた方もいるのではないでしょうか?
アンプには音を作る「プリアンプ」と作られた音をスピーカーで出すため増幅する「パワー・アンプ」というのがあります。
ペダルプリアンプはあくまでこのプリアンプ部分をピックアップして小型化したもの、と思ってもらえればいいかと思います。
片付けでこれだけは徹底してほしい1つのこと
全部のつまみを「0」に合わせましょう!
グライコやコンプレッサーなどの機能を使ったならオフの状態にしてから電源を落とします。
故障の原因というのはもちろんですがスタジオにはいった時の状態に戻してからスタジオを出るよう心がけましょう。
スポーツマンシップならぬミュージシャンシップというやつです。
まとめ
いかがでしたか?
ぜひ定期的に大きな音で自分の楽器の音を体感してみてほしいですね。
スタジオになれればみんなで練習するときもスムーズにできるしアンプの特性を知るのもまた楽しかったりします。
次回6回目は最近レッスンで一番質問が多かった「伸び悩み」について。
ほとんど精神論みたいになってますが、自分の経験談からまとめてみます。
お楽しみに!