2018年から毎月一度「ワンポイントレッスン」として記事を書くことにしました。
生徒さんはもちろん、卒業した生徒さんやこれから通おうかな〜と考えてくれている方にもなにかためになるものを形にしようとした次第です。
第一回は楽器がなくてもできるピッキング練習ということで、やはり毎日楽器を持って練習するのが難しい方も少なくないのでたまにレッスンでも案内している練習法です。
ピッキングの指の動きは「指パッチン」によく似ている。
僕はウッドベースをふつうに弾いても鳴ってしまうことがあります。(本当ななんとかしたいんですけども・・・)
先に書いておきますが、なにか本やネットで調べたものではなく僕自身の経験則によるものです。実際初心者の生徒さんでもきれいに鳴らせていますし実用性は高いと考えています。
指パッチンできるようになりなさい!というわけではなく力の入れ方をわかってもらうためのものです。やり方などはyoutubeやネットにいくらでもきれいな鳴らし方は掲載されているのでここでは控えます。
そもそも指パッチンとは?
正式名称:フィンガースナップ (finger snapping)
親指との間に張力をかけた中指や薬指を、手のひら(親指の付け根の部分)に勢い良く打ち当てることで「パチン」という破裂音を立てる。なお、この音は手を叩いて音を出す原理とほぼ同じようなもので、空気を弾くことで鳴る音である。※wiki参照
記事を書く上で一度改めて調べてみましたが1分間に296回片手でできる強者もいるそうです。
ポイントは指先に力を入れず第3関節に力をいれ、圧力をかけること。
試しに指先に「ぐっ」と力を入れて指パッチンをしてみてください。
恐らく腕にも力が入りきれいな音は鳴らないと思います。
そこで第三関節(指の根元の関節)を使い親指に向かって圧をかけることを意識するときれいになってきます。
これを楽器ですると指先に力は入っていないのでひっかくような形にならず、弾いた後は隣の弦もしくは手のひらに落ち着きます。
力の入れ方さえわかれば強くしてみたり、音がでないくらいの小さな音をだしてみたりと試してみてください。
上手にできるとダイナミクスレンジ(音量バランス)をピッキングでコントロール!なんてこともできます。
指パッチンの音がしっかり鳴らなくても指の動きを体で覚えてもらうことができれば大丈夫ですのでご安心ください。
それでもわからない!という方へ
中指を可能な限り曲げてみてください。
すると下の写真のように指先まで曲がらないと思います。
人間の体の作り上、強く指を曲げると指先まで神経が通らなくなるんだそうです。
これをピッキングのように早く指を動かすと指先は痙攣のような動きをします。
まとめ
いかがでしたか?
こういった記事を毎月あげていこうと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
第2回は左手、腕について書いていこうと思います。お楽しみに!