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調号について

この記事はテキストと一緒に読み進めてもらうことを前提に書かれています。

その楽曲が、どの「調(キー)」で演奏されるものなのかを表す記号が「調号(Key Signature)」です。

例えば、Cメジャースケールの上に成り立つ楽曲ならば、その楽曲のキーも「Cメジャーキー」。
Aマイナースケールの上に成り立つ楽曲ならば、楽曲のキーは「Aマイナーキー」ということになります。

非常にシンプルですね!
譜面レッテルAを参照ください。

■ 調号の役割

CメジャーやAマイナーのようにピアノの白鍵のみで演奏できるキーならともかく、#やbがいくつも並ぶキーの場合、それらを臨時記号として記譜してしまうと、ごちゃごちゃして読みにくい譜面になってしまいます。

「調号」は、そのような問題を解決してくれる便利なものです。

楽譜のレッテルBをご覧ください。

このように、そのキーで必要な#やbを各段の頭にあらかじめ記載しておくことで、楽譜が読みやすくなることはもちろん、その楽曲がどのキーなのかをすぐに判別することができます。(判別方法は後述します。)

目次

さまざまな調と調号

さまざまな調と調号

楽曲のキーが、土台となるスケールによって決定することは先ほどご説明した通りです。

したがって、スケールの主音(=ルート)の数だけ「調」が存在するということになります。

ルートとなる音は全部で12個(12音分)あり、それぞれに「メジャー」と「マイナー」の合計24個のキーが存在しますが、それらをすべて丸暗記することはありません。

これからご紹介する「五度圏」という考え方さえ理解できれば、すべての調を簡単に理解することができます。

五度圏

5度

五度圏とは、12個のルートを循環させるように並べた図、およびその概念のことです。

上図をみてみると「C」を起点に

  • 時計回り = 五度上行(それに伴い#ひとつずつ増加)
  • 反時計回り = 五度下行(それに伴いbひとつずつ増加)

していることがお分かりいただけると思います。

メジャーマイナー問わず、あらゆる調は、どの場所からスタートしても五度上行(または五度下行)をくりかえすことで、必ず元の場所に戻ってくるという性質があります。

この五度圏という考え方は、

  • 調や調号を理解する
  • 自然なコード進行を理解する
  • 自然な転調を理解する

という3つの点において、非常に重要かつ効果的な図となっていますので、画像は保存できるのでお好きにどうぞ!

調号の覚え方

調号の覚え方

最後に、調号をもとにした簡単なキーの判別方法をお伝えしましょう!

いずれの調においても、調号を見ただけで即座にキーを判別するための方法があります。
楽譜のレッテルCを見ながら解説していきます!

#系の場合は、もっとも右側のシャープが「シ」を表しますから、「ド」に該当するのは、その半音上の「G」の音ということになります。
つまり、シャープ1個は「Gメジャー(あるいはEマイナー)」キーであると確定させることができるわけです。

次にフラット系の「Ebメジャー(Cマイナー)」を見てみると、調号はフラット3つ。左から「Bb」「Eb」「Ab」となっています。

b系の場合は、もっとも右側のフラットが「ファ」を表しますので、「ド」に該当するのは、その完全四度下(あるいは完全五度上)の「Eb」ということになりますね。

ですから、フラット3個は「Ebメジャー(あるいはCマイナー)」キーであると確定できます。

このように、

  • シャープ系の場合 = もっとも右側にあるシャープが「階名シ」を表している
  • フラット系の場合 = もっとも右側にあるフラットが「階名ファ」を表している

という簡単な法則を理解するだけで、調号をみただけですぐに調を判別することが可能です!

ぜひ覚えておいてください!

また、ベースの場合Cを基準に4度づつ上がる(同じフレットで一本細い弦に移る)とフラット
5度下げる(同じフレットで一本太い弦に移る)とシャープさせます。
僕は急なキーの変更があった時この考え方で対応したりしています。

まとめ

というわけで、調と調号に関する知識をまとめてお届けしました!

#やbがたくさん出てくると混乱する!という方も多いと思いますが、今日お伝えした「五度圏」などの法則を理解するだけで、随分と習得がラクになります。

ぜひ今日の記事を参考に、調・調号に関する理解を深めていってください!

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